新米ママのつぶやき

月刊メッセに掲載中!新米ママのつぶやきコラム
messe2016年9月号掲載

オリンピックも高校野球も気付いた時には始まっていて、時代に全くついて行けてない昨今。そもそもスポーツとは縁の無い人生を送って来たので、競技のルールはもちろん選手にも疎い。そんな私ですが、選手や球児が大変な練習と努力を重ねて来たということは解ります。選手達が自己ベストや新記録を更新するのを見ると、人間の成長に限りは無いんだと元気と勇気とやる気がみなぎる単純な私。やっぱり子どもにも絶対なにかスポーツさせよう!スポーツマンシップが身につくしカッコいいし!と自己中過ぎる理由で突然教育熱心になったりするので、子どもには良い迷惑でしょう。そんな迷惑を被る我が家の息子くん(4歳王子)と娘ちゃん(2歳姫)、最近どっちだゲームが再ブーム。どっちだゲームというのは1年程前王子がハマっていた、いかさまゲーム。簡単にご説明すると、片方の手にどんぐりなどをにぎり、どちらの手に入っているかを当てるというもの。もちろん王子が出題側なのでどんぐりは手からはみ出て見えています。正解の方の手を指差すとどんぐりを持ち替えるといういかさまがもれなく目の前で鑑賞できます。
先日何の前触れも無く、姫が両手を差し出してきて「ど~っちだ!」と出題!手からはなにもはみ出しておらず、小さな手より更に小さいものを握っている様子。
ノーヒントなので適当に「こっち!」と右手を指差すと「ぶっぶ~!ざんね~ん!」と嬉しそう。「じゃあこっち」と左手を指差すと、姫は嬉しそうに握り込んでいた左手をほどいて見せてくれました。何も入っていない手のひらと「ぶっぶ~!ざんね~ん!」とうれしそうな姫。…「?」どっちにも入ってなかったのかな?と思い、「じゃあこっち!」と右手を指差すと「ぶっぶ~!ざんね~ん!」と言いながら開いた右手には小さなおもちゃ。どうやら「ぶっぶ~!ざんね~ん!」が言いたかったようですが、流石。安定したいかさまっぷりです。兄弟の間でこのゲームのガイドラインがあるかのようです。
姫からの出題後、本家本元も参戦してきました。久しぶりの王子君からの「ど~っちだ!」。1年前はどんぐりが手から覗いていましたが今は手も大きくなり、どんぐりはもう見えません。成長したなあ…としみじみ思いながら「こっち」と左手を指差すと「ぶっぶ~!ざんね~ん!」左手は空っぽでした。じゃあと右手を指差すとまたも空っぽ。うれしそうな王子君に「ずるじゃん!」と文句を言うと、「正解は、こっちでした~!」とまさかのポケットからどんぐりが。もはや「どっち」ですらない!立派なペテン師に成長した王子に、絶対スポーツさせようと心に決めた夏の夜でした。

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新米ママ@メッセ
二児の母として、働くママとしての暮らしについて月刊メッセにて執筆中の「新米ママのつぶやきコラム」をお届け致します。