新米ママのつぶやき

月刊メッセに掲載中!新米ママのつぶやきコラム
messe2016年8月号掲載

私が子どもの頃、焼肉屋さんはちょっと特別な時に行く場所でした。誕生日や記念日、親戚が集まった時、何かイベントがあった時、はたまた誰かがパチンコに勝った時など。特別な日はみんなで外食、行き先は手っ取り早くみんなが喜ぶ焼肉ね。というように。焼肉屋さんではお母さんがお肉を焼いて、お会計は1番年長者。当然私はお肉を食べる係。当時は当然だと思っていましたが、今思えば夢のようなポジションです。
2人の子どもを抱える現在、昔のようには行きません。まず小さなお子様を連れての食事の大変なこと…。ゆっくりご飯を楽しむのは2の次3の次。いかに周りにご迷惑をかけずに子どもたちにご飯を食べさせるかに全神経を使います。ちなみに焼肉屋さんは『小さい子どもと行くと大変な飲食店』ランキング(あくまで私個人の)上位に食い込む強豪店です。
もう少し子どもが落ち着いてご飯を食べれるようになったら…と少し敬遠していたのですが、『肉食べたい、焼肉!』衝動を抑えるのは並大抵のことではありません。
衝動を抑えきれなくなったある夜、大変なのを覚悟して2歳と4歳の幼児を連れ夢の焼肉屋へ。姫と王子は自由気まま。気になるものには鉄板でも平気で手を出すので、細心の注意をはらいながらレッツ焼肉パーティ!するとどうでしょう。子どもたちは比較的良心的に振る舞い、嬉しそうにお肉を頬張り頬張り頬張り…。予想以上の食べっぷりに一瞬予算の文字が頭をよぎりましたが、「おにきゅ!おにきゅ!」と肉を両手に持って貪り食べる姫が私のお肉を狙っているのでそれどころではありません。負けじとお肉を食べる私とせっせとお肉をひっくり返すお母さん…ではなく旦那様。お会計は年長者…ではなく旦那様。今も昔も変わらないポジションが…あった!
私にとって焼肉屋さんはやっぱり特別な場所でした。

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新米ママ@メッセ
二児の母として、働くママとしての暮らしについて月刊メッセにて執筆中の「新米ママのつぶやきコラム」をお届け致します。