新米ママのつぶやき

月刊メッセに掲載中!新米ママのつぶやきコラム
messe2015年5月号掲載

桜散る4月、地方選挙真っ只中ですが、新学期にてんやわんやなお母さんも多いのではないでしょうか。我が家の王子と姫も学年がひとつ繰り上がり、新しい環境で頑張っている様子。そんな成長する姿をコーヒーでも飲みながら微笑ましく見れたら最高なのですが、母にそんな余裕はもちろんありません。進級に伴う書類を用意するのは毎年のことながら、今年からエプロンや紐の付いた手拭きなど、細々したものを持って来いとの御達しに慌てふためく私。

★エプロンはタオルを縫ってゴムを通してください。

★手拭きはフックにかけられるように紐をつけてください。

いとも簡単に言ってくれちゃってます。この位5分でできると思う方もおられるでしょう。しかし、年に1回とれたボタンをつけるかつけないか程度の裁縫頻度の私。あるのは100均の針と糸くらいです。つまりレベル1でちょっとあそこのボス倒して来いと言われているようなものです。装備は木の棒。

子どもと旦那を寝かしつけ、いざ裁縫タイム。夜な夜な針に糸を通し、時折指をさしながら格闘すること2時間…。かけた労力に見合わぬ不恰好な仕上がりに、家庭科の時間をぼんやり過ごしていたあの頃の自分を叱咤したくなります。そもそも家庭科の授業を受けたのが小学校と中学校通して4〜5年。1週間のうち家庭科のコマが1〜2回ありましたが、授業でいつも裁縫をするわけではないので結局トータルすると裁縫の授業は80時間程度ではないかと思われます。そんな端た時間で何が学べると言うのでしょうか!二次関数も大切かもしれませんが、同じようにまつり縫いの習得にももっと力を入れるべきなのではないでしょうか!?そもそも、夜なべをして縫い物するのは母さんの仕事というのはもう古いのではないでしょうか!!男女共に家庭科の授業を受けているのだから、父さんが夜なべをしたって良いはず…。そう思い高いびきの我が家の父さんを見て想像してみました。りんごも剥けない不器用なこの人に、果たして針に糸を通せるのか…。

否。出来るはずがない。もし任せようものなら、子どもたちが笑われることに。そんなかわいそうな目にあわせるわけにはいきません。やはり夜なべは母の仕事なのか。男の料理教室が開催される昨今、是が非でも男の裁縫教室も企画して頂きたい。それがきっと女性の社会進出、そして男女平等の社会につながっていくはず!夜中の裁縫は、政治に関心の薄い母に今の社会を考える機会を与えてくれました。

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新米ママ@メッセ
二児の母として、働くママとしての暮らしについて月刊メッセにて執筆中の「新米ママのつぶやきコラム」をお届け致します。