師も走る季節…というような書き出しも今年でとうとう3回目です。なんとも早い時の流れ。ついこの前2014年になったと思ったらもう2015年です。
バブバブ言っていた我が家の坊ちゃんも、「ねんねするよ」と声をかければ「は〜い!ぼくは絵本もってねんねし〜よおっと!」と返事が返ってくるまでに。
ちなみに絵本を読みながら寝るのではありません。言葉の通り、絵本を胸に抱えて寝るのです。なんとも可愛い姿ですが、ベッドには彼が持ち込んだ絵本常時5〜6冊が散乱…。正直邪魔で仕方ありません。
そんなこんなで年末の最も多忙なシーズンに突入したわけですが、その日捌けなかった仕事(主に家事)が少しずつ溜まっていくという嫌な毎日です。
例えば少しずつ溜まっていく洗濯物…ホコリ…おむつ(使用済)…。悪夢です。
それは食生活も然り。息子くん(とその父親)は至って幸せそうにお惣菜を頬張っていますが、育児書から怒られそうな夕食メニューが続くと心が重くなります。
体重も重くなります………(深刻)。仕事や家事が忙しいのは幸せですが、荒れた生活は何かをすり減らしていく気がしてなりません。何とか改善をと思うものの、そう簡単に寄ったシワを伸ばせるはずもない私。溜まった仕事を呆然と眺めることしかできません。
そんな進展のないとある平日、帰り着いた我が家でいつものように保育園の連絡帳をめくりました。連絡帳には保育士さんがその日の出来事を毎日書いてくれるのですが、その日息子くんのクラスでは 公園にお散歩に行ったと書かれていました。
『公園の木に空いた穴を覗き、先生に「トトロがおる」と報告。「まっくろくろすけもいるかもよ」と先生にけしかけられ、再び穴へ。覗き込み「まっくろくろすけでておいで〜♪」と、くろすけ探しに発展した』といった内容が書かれていました。衝撃的なピュアさです。ささくれ立った肌を潤してくれるアロマオイルのような話と言っても過言ではありません。
そんな息子のピュアさを語りながら、超有名キャラクター(しかも2匹)名指しで出して大丈夫か大人の事情が心配でならない私。もう自分で自分が嫌になります。
すり減っているのは、きっとピュアな心に違いありません。