耶馬溪の紅葉が深まっているという噂の今日この頃。ようやく我が家の姫が離乳食デビューを果たしました。
割と早い時期から、大人がご飯を食べているのをじっと見つめては口をもぐもぐさせていた姫。おそらく彼女の方はいつでも食べる準備ができていたのでしょうが、スロースターターな母のせいで先延ばしされていた離乳食。待ちに待ったデビューの日、スプーンにのった十倍粥に身を乗り出して口をパクパクする姫。
「初めての離乳食は一口程度しか食べない」というセオリーは無視してがっつく姿に、離乳食をあげていた旦那もドン引きです。何という食い意地…。
その食いっぷりに食いしん坊の片鱗を見ました。
ちなみに一足先に食いしん坊王子となっている2歳児は、日に日にその食い意地の悪さに拍車が。まず、自分の食べているものは絶対誰にもあげません。嫌いな言葉は「半分こ」。
「ちょっとちょうだい?」と言っても「だめえ!!」と全力で拒否。「パパと半分こしてね」と言っても「はんぶんこない!!!」と拒否。しつこく「ちょうだいよ〜」と言うと、
「だめ¨え¨え¨え¨え¨え¨っ!!!!」
と声にドスを効かせての拒否。この食い意地、一体誰に似たのか…。寒くなるこの季節、冬に向けて体に栄養を蓄えておきたいという本能ゆえ?
そう考えると、私の体重がここ最近増加傾向なのも頷けます。秋はどうしてこうも食べ物が美味しく感じるのか。頂き物の高級チョコの美味しいこと。食べ始めたら止まりません。そんな母を目ざとく見つけ「ママなに食べてる〜?」と近づいてくる王子に、「苦〜いのよ」と私。高級チョコは2歳児にはまだ早い…。
食い意地対決、軍配が上がったのは…
やはり母でしょうか。