トリマーの眼!

凄腕トリマーによるペットに関するコラム
大人気!第7回は…【ワンちゃんとお馬さんって、どっちが賢いの?】

私は犬と同じくらい馬が好きで、よく湯布院の乗馬クラブでは競技会にも出場するのですが、そこにはいろんな個性を持った馬たちがいて、見ているだけでも本当に楽しく、また毎回違った発見があります。
更に、長い歴史の中で、人と仲良く共生してきた代表格でもある犬と馬とを比べてみた時、その両者の大きな違いやまた共通点とは、いったいどこにあるのだろうか?と、いつも私は考えてしまうのです。
まず、騎乗後の馬の体に触ってみてすぐに感じたことは、彼らは全身にびっしょりと汗をかいているということです。ですから、競走馬などは冬場にハードなトレーニングをして汗を大量にかくと、まるでお風呂上がりのように全身から湯気が立ちのぼるのだそうです。一方、犬の場合は、「足の裏」と「鼻の頭」のみという非常に狭い範囲にしか汗腺がありませんので、見た目にはほとんど汗はかいていないように見えます。
また、性格的な特徴で言えば、馬は体が大きい割には、音にとても敏感で、実は乗った人の心臓の鼓動のリズムから、その人が緊張しているのか、またはリラックスしているのかを瞬時に判断できるほど耳がいいそうです。(まるで、お医者さんの聴診器なみの精度ですね。すごい!)ですから、大きな音には臆病なところもあるようですが、ひとたび草原などの広い場所へ出ると、とても自由奔放な感じがして、それだけになかなかの曲者でもあります(笑)。
次に、犬の性格はどうかといいますと、
もちろん個体差はありますが、まず、相手が初対面の場合には、自分がボスなのか相手がボスなのかがはっきりするまでは、とても注意深く相手の様子を見ているという感じがします。ですから、相手のことを気遣い、そして深く理解しようとする能力に関しては、馬よりも犬の方がほんの少しだけ高いのかもしれませんね?
いずれにしても、私が、犬や馬が大好きなのは、たっぷりと人から愛情を注がれた結果、穏やかでとてもやさしい目をしているからに他なりません。
湯布院の乗馬クラブには、お馬さんたちの他にも、ワンちゃんやヤギさん(たまに、野生のシカさんたち!?)もいて、みんなとっても仲良しです。また、由布岳をのぞむ景色もとても素晴らしいので、動物好きな方は、ぜひ一度、お馬さんたちに会いに塚原高原にある乗馬クラブクレイン湯布院までお越しください。(☎0977-85-3400)
最後に、以前、私は乗馬クラブの先生に「プロの眼から見て、芸能人で馬を乗りこなすのが特に上手な人を一人挙げるとすれば、いったい誰でしょう?」と質問したことがあるのですが、それはなんと、あの「暴れん坊将軍」で白馬に跨る松平健さんなんだそうですよ!マツケンさんって、スポーツ万能なんだろうな~きっと(笑)。
次回は、「ペット保険は万能か?」です。お楽しみに!

mametaro.jpg
前田 勉
2002年、福岡市博多区でJKC公認トリマー資格取得。2003年、地元である大分県中津市で「まめたろうペットホテル&トリミング」を開業。以来「ワンちゃんが、ホッと安心してくれるトリミングの方法があります。」をキャッチフレーズに、多くのワンちゃんたちの幸せと健康のサポートに努め、飼い主さんからは「まめたろう先生」と呼ばれ親しまれています。常識にとらわれない、やさしく丁寧なトリミングの方法は、今も進化を続けており、多くのファンから支持されています。趣味は、読書、乗馬。