子そだてのすすめ

月刊メッセに掲載中!子そだてのすすめ
テレビ、液晶画面の害について…

 テレビ、パソコン、スマートフォンなどがある環境に生まれ育った現代の子供たちは「デジタル・ネイティブ」と呼ばれます。親のスマートフォンを扱って遊んでいる子どもを見かけますが、その年齢がだんだん低くなってきているようです。もはや日常に浸透しているこれらのデジタル機器を、見せず、触れさせず、関わらせずに子育てをすることは難しいでしょう。大切なのは、過剰に関わりをもたせないこと、特に幼児期は画面の中ではなく、実際に肌で感じること、体で体験できることが良い脳と心を育てる要因になります。

 もっとも身近なテレビについて考えてみましょう。テレビの中では、様々なことが行われているように見えますが、その刺激は一方的なものでコミュニケーションの練習をしていません。子供たちは確かに笑って、気に入ったものを見て喜んでいますが、基本的に「みる」という行動しかとっておらずテレビに向かって自分の意思を表しても返ってきてはくれませんね。乳幼児期に何より大切なのは、自分を取り巻く環境に対して子供自身が投げかけた言葉や行為にきちんと反応があるということなのです。声を出したらお母さんが「どうしたの?」と来てくれる、乱暴なことをしたら「いけないよ」と叱られる・・・そういうコミュニケーションの繰り返しで子供はどのように意思表示をしていけばよいのかを学びます。

 想像力についても同じことが言えます。

2歳くらいまでは、テレビに映るものと実際の物とが、あまり区別できません。画面に映るものを手で触ろうとすることもあります。景色や動物など、実際にはなかなか目の前で見られないものを見ることが出来るのがテレビの利点ではありますが、それは「テレビは映像を映している」つまり「テレビは本物ではない」ことを感覚的に理解できるようになってから利用しても遅くはありません。

日本小児科学会がだしたテレビ視聴に関する提言の中には「2歳以下の子供には、内容を問わず、長時間のテレビやビデオの視聴は避けること」があげられており、加えて「1人で見せないこと」「見る場合は、大人も一緒に歌うなど子供の問いかけに答えることが重要」と言っています。

 今や、生活の中で切り離せないものかもしれませんが、あくまでも娯楽の道具の1つです。テレビに子供を任せてしまうのではなく、上手に短い時間で付き合っていくようにしたいですね。

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